2022年11月の歌「公園のベンチ」

今月の歌

ハッピーシャワータイムの11月の歌は、「公園のベンチ」です。

11月の歌
「公園のベンチ」
作詞 福井水明
作曲 小宮路敏

皆さんにこの曲は「癒される曲」と言われます。
それはなぜでしょう?

1. 静かな朝の公園の 
 青いベンチのお客さま
 牛乳屋さんです 
 配達を終わってホッとひと休み
 小鳥の歌を 聞いていた

2.明るい昼の公園の
 白いベンチのお客さま
 お母さんです
 ブランコやおすべり台の良い子らを
 毛糸を編み編み 見てました

3.夕日の赤い公園の
 古いベンチのお客さま
 お姉さんです
 友だちとイチョウの落ち葉ていねいに
 ご本にはさんで おりました

3番まで歌って行くと、「秋」の光景だったのだと気がつきます。

お教室の方から「ブランコに乗っていて見ているような感じがする」そんな素敵な感想も頂きました。
たった2小節の前奏が、まるでブランコを漕いでいるかのように感じさせるのかもしれません。
あるいは、子供の頃、ブランコで遊んでいたその思い出が湧いて来るのかもしれません。

平和な光景が1番から3番までを通してずっと流れているのも感じます。

1番は
朝の朝食前に忙しく運ぶ牛乳屋さんの姿。
公園で配り終えた後のホッとしている時間。
小鳥の歌を聞く優しい時間だったり…
今はもう無くなってしまったように思います。
でも、以前にはこの光景を何処かで見たように思えるのは私だけでしょうか?

2番は
昔は古いセーターなどを解いて毛糸に戻し、また新しい物に作り替えたりした事がありました。
そんな時代が蘇ったり、公園のベンチで子供を見守りながら編み物をするお母さんの姿までが想像ができる。

3番は
高校生ぐらいのお姉さんでしょうか?
イチョウの落ち葉を本に挟む姿は…自分かも知れません!
私もよくやっていました(笑)
懐かしい時代です。

今や時代はスマホ!
こう言う姿も見られなくなったように思いませんか?

曲の中に終始流れる懐かしさと、平和な感覚。
そしてゆったりとした優しい時間までをも、この曲は感じられます。
これはその時代を過ぎて来た私達だからこそ感じるのかもしれませんね。

歳を重ねることは素敵なことです。
歌の中に描いている世界が、自然に出てくる気がしてなりません。
それはいろいろな経験をしたからこそ、溢れて来るのではないでしょうか…。

12月のクリスマスで、皆さんが歌われるのを楽しみにしている私です。

トップへ戻る
タイトルとURLをコピーしました