ハッピーシャワータイムの6月の歌は、「あめふりくまのこ」です。
「あめふりくまのこ」
作詞 鶴見 正夫
作曲 湯山 昭
ここ1年間ずっとコロナと戦ってきましたね!
先月も緊急事態宣言にてハッピーシャワータイムはお休みでした。
だからこそ、こんな時期だからこそ、幸せな気分になる、ほっこりした気分になるそんな歌を歌いたいですね。
体も、お休み期間があると、歌う為の筋肉が少々落ちてしまいます。
無理せず鼻歌のように体に優しく声を出していきましょう。
曲はお話のように1番から5番まで続いています♪
1 おやまに あめが ふりました
あとから あとから ふってきて
ちょろちょろ おがわが できました
2 いたずら くまのこ かけてきて
そうっと のぞいて みてました
さかなは いるかと みてました
3 なんにも いないと くまのこは
おみずを ひとくち のみました
おててで すくって のみました
4 それでも どこかに いるようで
もいちど のぞいて みてました
さかなを まちまち みてました
5 なかなか やまない あめでした
かさでも かぶっていましょうと
あたまに はっぱを のせました
「あめふりくまのこ」は昭和36年の梅雨時分に詩が、翌年の5月に曲が作られ、37年6月にNHKテレビ「うたのえほん」で”6月のうた”として放送、発表されました。作詞者の話によれば、小学生になったばかりの氏の長男が、雨の中で庭先の水の流れをじっと見ている姿を、たまたま2階から見つけ、この詩が生まれたそうです。(日本童謡唱歌全集より)
作曲湯山昭氏により、この歌詞の何とも言えないかわいい世界観が広がります。
「いたずらくまのこ」の仕草が浮かんできて、子供の小さな可愛い姿と重なって「そんな頃もあったね!」なんて微笑んでしまいませんか?
戦争も終わって、しあわせな時代の曲だとつくづく思います。
もう30年も前、子供たちにピアノを教えていた頃、湯山昭作曲の子供に向けたピアノ曲集が大好きで、みんなにたくさん弾いてもらいました。
「おはながわらった」「あめふりくまのこ」と、しあわせいっぱいの湯山昭の世界が広がります。
さあ!6月30日「のびのびと歌いましょう!」